富山二次医療圏

※グラフにマウスをポイントすると詳細の数値が確認できます

富山二次医療圏

富山市/滑川市/中新川郡舟橋村/中新川郡上市町/中新川郡立山町

富山二次医療圏の地域に関するコメント

富山保健医療圏の2045年時点での人口減少割合は約17.6%となっています。富山県全体の人口減少率が約23.3%であり、富山県の中で最も人口の減少率の低い医療圏になっています。
医療需要が最も見込める老年世代の増加率は、富山県の平均の増加率約1.2%に対して、増加率約9.1%となっており、富山県で最も老年人口の増加率が高い医療圏となっています。しかし老年人口は約13000人増加が予想されており、増加数が最も多い医療圏となっております。一日当たりの外来患者数の予想は約8.0%減少となっており、循環器系疾患の患者の増加と呼吸器系や消化器系疾患の患者の減少が予想されます。(※2015年の人口データと比較しています。)

富山二次医療圏の人口推移(人)

富山二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

富山二次医療圏の1日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は富山県の数値を使用しています(診療所の数値を含む) ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口(2018年推計)より集計

2015年 2020年 2025年 2030年 2035年 2040年 2045年
患者数 23,636 23,748 23,712 23,470 22,825 22,325 21,754
増加率 100.0% 100.5% 100.3% 99.3% 96.6% 94.5% 92.0%

富山二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は富山県の数値を使用しています(診療所の数値を含む)

1日当たり外来患者数(人)
(受療率×年齢別人口の推移)
増加率(対2010年度) 増加数
2015年 2030年 2045年 2030年 2045年 2030年-2015年 2045年-2015年
総数 23,636 23,470 21,754 99.3% 92.0% -165 -1,882
Ⅰ 感染症及び寄生虫症 800 701 638 87.6% 79.8% -99 -161
Ⅱ 新生物 906 949 913 104.8% 100.7% 43 7
Ⅲ 血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害 0 0 0     0 0
Ⅳ 内分泌,栄養及び代謝疾患 1,550 1,599 1,487 103.2% 95.9% 49 -63
糖尿病(再掲) 762 838 785 110.0% 103.0% 76 23
Ⅴ 精神及び行動の障害 612 551 486 90.1% 79.5% -60 -125
Ⅵ 神経系の疾患 407 449 404 110.2% 99.3% 41 -3
Ⅶ 眼及び付属器の疾患 959 1,012 929 105.6% 96.9% 53 -30
Ⅷ 耳及び乳様突起の疾患 371 349 317 94.1% 85.5% -22 -54
Ⅸ 循環器系の疾患 3,378 3,696 3,593 109.4% 106.4% 318 215
心疾患(高血圧性のものを除く)(再掲) 491 591 590 120.4% 120.2% 100 99
脳血管疾患(再掲) 360 397 390 110.3% 108.3% 37 30
Ⅹ 呼吸器系の疾患 2,420 2,132 1,875 88.1% 77.5% -288 -546
肺炎(再掲) 0 0 0     0 0
ⅩⅠ 消化器系の疾患 3,443 3,166 2,839 91.9% 82.5% -278 -604
ⅩⅡ 皮膚及び皮下組織の疾患 988 942 861 95.3% 87.2% -47 -127
ⅩⅢ 筋骨格系及び結合組織の疾患 3,391 3,633 3,450 107.2% 101.8% 243 59
ⅩⅣ 腎尿路生殖器系の疾患 967 971 931 100.4% 96.3% 4 -36
ⅩⅤ 妊娠,分娩及び産じょく 51 46 37 90.1% 73.2% -5 -14
ⅩⅥ 周産期に発生した病態 0 0 0     0 0
ⅩⅦ 先天奇形,変形及び染色体異常 0 0 0     0 0
ⅩⅧ 症状,徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの 142 100 114 70.7% 80.2% -42 -28
ⅩⅨ 損傷,中毒及びその他の外因の影響 1,109 1,105 1,000 99.6% 90.1% -4 -110
骨折(再掲) 185 159 160 86.2% 86.4% -25 -25
ⅩⅩⅠ 健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用 2,142 2,069 1,879 96.6% 87.8% -73 -262

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

 

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。


事業承継Q&A

2018/09/01
医師全体の高齢化が進み、世代交代による診療所の承継開業の増加が今後予想されます。しかし、承継開業ではIT化をめ...詳細を見る
2018/09/01
当院は精神科病院の別組織として、障害者施設等を運営する社会福祉法人を設置しています。...詳細を見る
2018/09/01
開業から約30年が経ち、小さな修繕や医療機器の入れ替えはあったものの、内装については大きな改装をすることも...詳細を見る
2018/08/21
個人診療所を経営しています。医者になった息子は跡を継がないと言っていたのですが、先月、急に「戻ってくる」と連...詳細を見る

ページトップへ戻る