那賀二次医療圏

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那賀二次医療圏

紀の川市／岩出市

那賀二次医療圏の地域に関するコメント

那賀保健医療圏の2045年時点での人口減少割合は約22.41％となっています。和歌山県全体の人口減少率が約28.6%であり、和歌山県の中で下から2番目に人口の減少率が低い医療圏になっています。
医療需要が最も見込める老年世代の減少率は、和歌山県の平均の減少率約8.01%に対して、増加率約17.91%となっており、和歌山県で唯一老年人口が増加する医療圏となっています。また老年人口は約5,399人増加が予想されております。一日当たりの外来患者数は約9.8％減少する予想となっており、循環器系の疾患は増加し、呼吸器系の疾患と消化器系の疾患は減少すると予想されます。（※2015年の人口データと比較しています。）

那賀二次医療圏の人口推移(人)

那賀二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

那賀二次医療圏の１日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は和歌山県の数値を使用しています（診療所の数値を含む） ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口（2018年推計）より集計

年	2015年	2020年	2025年	2030年	2035年	2040年	2045年
患者数	7,070	7,145	7,155	7,082	6,875	6,657	6,378
増加率	100.0%	101.1%	101.2%	100.2%	97.2%	94.2%	90.2%

那賀二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は和歌山県の数値を使用しています（診療所の数値を含む）

	1日当たり外来患者数（人）（受療率×年齢別人口の推移）			増加率（対2010年度）		増加数
	2015年	2030年	2045年	2030年	2045年	2030年-2015年	2045年-2015年
総数	7,070	7,082	6,378	100.2%	90.2%	12	-692
Ⅰ　感染症及び寄生虫症	115	112	95	96.7%	82.3%	-4	-20
Ⅱ　新生物	256	266	244	104.1%	95.4%	11	-12
Ⅲ　血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害	13	9	7	67.2%	55.7%	-4	-6
Ⅳ　内分泌，栄養及び代謝疾患	505	533	482	105.4%	95.5%	27	-23
糖尿病（再掲）	262	281	259	107.5%	98.9%	20	-3
Ⅴ　精神及び行動の障害	221	193	160	87.5%	72.5%	-28	-61
Ⅵ　神経系の疾患	150	169	163	113.4%	108.8%	20	13
Ⅶ　眼及び付属器の疾患	400	413	372	103.1%	92.9%	12	-28
Ⅷ　耳及び乳様突起の疾患	61	52	44	85.3%	71.0%	-9	-18
Ⅸ　循環器系の疾患	1,105	1,252	1,204	113.4%	109.0%	148	99
心疾患（高血圧性のものを除く）（再掲）	195	236	235	121.0%	120.2%	41	39
脳血管疾患（再掲）	124	147	143	118.4%	115.0%	23	19
Ⅹ　呼吸器系の疾患	567	488	419	86.2%	73.9%	-78	-148
肺炎（再掲）	0	0	0			0	0
ⅩⅠ　消化器系の疾患	1,327	1,251	1,084	94.2%	81.7%	-76	-243
ⅩⅡ　皮膚及び皮下組織の疾患	216	193	166	89.4%	77.0%	-23	-50
ⅩⅢ　筋骨格系及び結合組織の疾患	785	877	824	111.6%	104.9%	91	38
ⅩⅣ　腎尿路生殖器系の疾患	163	155	137	95.2%	83.9%	-8	-26
ⅩⅤ　妊娠，分娩及び産じょく	13	11	9	87.6%	69.0%	-2	-4
ⅩⅥ　周産期に発生した病態	0	0	0			0	0
ⅩⅦ　先天奇形，変形及び染色体異常	0	0	0			0	0
ⅩⅧ　症状，徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの	11	10	10	92.3%	92.2%	-1	-1
ⅩⅨ　損傷，中毒及びその他の外因の影響	435	411	363	94.5%	83.6%	-24	-71
骨折（再掲）	120	127	116	106.2%	97.2%	7	-3
ⅩⅩⅠ　健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用	727	687	596	94.4%	81.9%	-41	-132

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。

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