田辺二次医療圏

※グラフにマウスをポイントすると詳細の数値が確認できます

田辺二次医療圏

田辺市/日高郡みなべ町/西牟婁郡白浜町/西牟婁郡上富田町/西牟婁郡すさみ町

田辺二次医療圏の地域に関するコメント

田辺保健医療圏の2045年時点での人口減少割合は約33.59%となっています。和歌山県全体の人口減少率が約28.6%であり、和歌山県の中で下から3番目に人口の減少率が低い医療圏になっています。
医療需要が最も見込める老年世代の減少率は、和歌山県の平均の減少率約8.01%に対して、減少率約8.19%となっており、和歌山県で5番目に老年人口の減少率が高い医療圏となっています。また老年人口は約3,300人減少が予想されており、5番目に減少数が多いと予想される医療圏となっております。一日当たりの外来患者数の予想は約25%減少する予想となっており、呼吸器系の疾患と消化器系の疾患、健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用が減少すると予想されます。(※2015年の人口データと比較しています。)

田辺二次医療圏の人口推移(人)

田辺二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

田辺二次医療圏の1日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は和歌山県の数値を使用しています(診療所の数値を含む) ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口(2018年推計)より集計

2015年 2020年 2025年 2030年 2035年 2040年 2045年
患者数 8,397 8,156 7,872 7,550 7,134 6,737 6,295
増加率 100.0% 97.1% 93.8% 89.9% 85.0% 80.2% 75.0%

田辺二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は和歌山県の数値を使用しています(診療所の数値を含む)

1日当たり外来患者数(人)
(受療率×年齢別人口の推移)
増加率(対2010年度) 増加数
2015年 2030年 2045年 2030年 2045年 2030年-2015年 2045年-2015年
総数 8,397 7,550 6,295 89.9% 75.0% -847 -2,102
Ⅰ 感染症及び寄生虫症 133 115 91 86.5% 68.4% -18 -42
Ⅱ 新生物 313 291 249 93.0% 79.3% -22 -65
Ⅲ 血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害 13 8 6 60.7% 47.5% -5 -7
Ⅳ 内分泌,栄養及び代謝疾患 623 578 486 92.8% 78.0% -45 -137
糖尿病(再掲) 328 313 268 95.3% 81.7% -15 -60
Ⅴ 精神及び行動の障害 235 188 143 80.0% 60.9% -47 -92
Ⅵ 神経系の疾患 195 197 173 100.8% 88.7% 1 -22
Ⅶ 眼及び付属器の疾患 487 445 369 91.4% 75.6% -42 -119
Ⅷ 耳及び乳様突起の疾患 65 50 39 77.2% 60.1% -15 -26
Ⅸ 循環器系の疾患 1,449 1,431 1,264 98.7% 87.2% -18 -185
心疾患(高血圧性のものを除く)(再掲) 266 277 253 104.1% 94.8% 11 -14
脳血管疾患(再掲) 167 169 152 101.6% 91.1% 3 -15
Ⅹ 呼吸器系の疾患 603 480 378 79.5% 62.7% -123 -225
肺炎(再掲) 0 0 0     0 0
ⅩⅠ 消化器系の疾患 1,505 1,287 1,039 85.5% 69.0% -218 -466
ⅩⅡ 皮膚及び皮下組織の疾患 237 194 155 82.1% 65.3% -42 -82
ⅩⅢ 筋骨格系及び結合組織の疾患 1,015 980 846 96.6% 83.4% -35 -169
ⅩⅣ 腎尿路生殖器系の疾患 186 160 130 85.8% 69.9% -26 -56
ⅩⅤ 妊娠,分娩及び産じょく 13 10 7 75.7% 52.7% -3 -6
ⅩⅥ 周産期に発生した病態 0 0 0     0 0
ⅩⅦ 先天奇形,変形及び染色体異常 0 0 0     0 0
ⅩⅧ 症状,徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの 13 11 10 79.5% 72.8% -3 -4
ⅩⅨ 損傷,中毒及びその他の外因の影響 494 427 350 86.5% 70.9% -67 -144
骨折(再掲) 149 140 117 93.3% 78.2% -10 -33
ⅩⅩⅠ 健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用 817 697 560 85.3% 68.6% -120 -256

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

 

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。


事業承継Q&A

2018/09/01
医師全体の高齢化が進み、世代交代による診療所の承継開業の増加が今後予想されます。しかし、承継開業ではIT化をめ...詳細を見る
2018/09/01
当院は精神科病院の別組織として、障害者施設等を運営する社会福祉法人を設置しています。...詳細を見る
2018/09/01
開業から約30年が経ち、小さな修繕や医療機器の入れ替えはあったものの、内装については大きな改装をすることも...詳細を見る
2018/08/21
個人診療所を経営しています。医者になった息子は跡を継がないと言っていたのですが、先月、急に「戻ってくる」と連...詳細を見る

ページトップへ戻る