富士・東部二次医療圏

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富士・東部二次医療圏

富士吉田市/都留市/大月市/上野原市/南都留郡道志村/南都留郡西桂町/南都留郡忍野村/南都留郡山中湖村/南都留郡鳴沢村/南都留郡富士河口湖町/北都留郡小菅村/北都留郡丹波山村

富士・東部二次医療圏の地域に関するコメント

富士・東部保健医療圏の2045年時点での人口減少割合は約34.8%となっています。山梨県全体の人口減少率が約28.3%であり、山梨県の中で2番目に人口の減少率の高い医療圏になっています。
医療需要が最も見込める老年世代の増加率は、山梨県の平均の増加率約8.5%に対して、増加率約2.0%となっており、山梨県で2番目に老年人口の増加率が低い医療圏となっています。しかし老年人口は約1000人増加が予想されており、増加数が2番目に少ない医療圏となっております。一日当たりの外来患者数の予想は約22.9%減少となっており、呼吸器系や消化器系の疾患、健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用をする患者の減少が予想されます。(※2015年の人口データと比較しています。)

富士・東部二次医療圏の人口推移(人)

富士・東部二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

富士・東部二次医療圏の1日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は山梨県の数値を使用しています(診療所の数値を含む) ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口(2018年推計)より集計

2015年 2020年 2025年 2030年 2035年 2040年 2045年
患者数 9,602 9,443 9,214 8,919 8,472 7,976 7,401
増加率 100.0% 98.3% 96.0% 92.9% 88.2% 83.1% 77.1%

富士・東部二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は山梨県の数値を使用しています(診療所の数値を含む)

1日当たり外来患者数(人)
(受療率×年齢別人口の推移)
増加率(対2010年度) 増加数
2015年 2030年 2045年 2030年 2045年 2030年-2015年 2045年-2015年
総数 9,602 8,919 7,401 92.9% 77.1% -683 -2,201
Ⅰ 感染症及び寄生虫症 193 175 137 90.7% 71.0% -18 -56
Ⅱ 新生物 396 396 340 99.8% 85.8% -1 -56
Ⅲ 血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害 0 0 0     0 0
Ⅳ 内分泌,栄養及び代謝疾患 656 640 534 97.4% 81.3% -17 -123
糖尿病(再掲) 330 328 274 99.3% 82.9% -2 -57
Ⅴ 精神及び行動の障害 401 331 263 82.6% 65.6% -70 -138
Ⅵ 神経系の疾患 196 189 159 96.8% 81.4% -6 -37
Ⅶ 眼及び付属器の疾患 418 417 360 99.7% 86.0% -1 -59
Ⅷ 耳及び乳様突起の疾患 45 47 40 103.0% 88.8% 1 -5
Ⅸ 循環器系の疾患 1,341 1,394 1,238 104.0% 92.4% 53 -102
心疾患(高血圧性のものを除く)(再掲) 132 143 127 108.1% 96.3% 11 -5
脳血管疾患(再掲) 88 104 98 117.8% 111.5% 16 10
Ⅹ 呼吸器系の疾患 706 566 457 80.2% 64.8% -139 -248
肺炎(再掲) 0 0 0     0 0
ⅩⅠ 消化器系の疾患 1,650 1,425 1,112 86.4% 67.4% -225 -538
ⅩⅡ 皮膚及び皮下組織の疾患 344 281 213 81.7% 62.1% -63 -130
ⅩⅢ 筋骨格系及び結合組織の疾患 1,357 1,379 1,200 101.6% 88.4% 22 -157
ⅩⅣ 腎尿路生殖器系の疾患 393 365 303 92.8% 77.0% -28 -90
ⅩⅤ 妊娠,分娩及び産じょく 20 15 10 74.6% 51.7% -5 -10
ⅩⅥ 周産期に発生した病態 0 0 0     0 0
ⅩⅦ 先天奇形,変形及び染色体異常 0 0 0     0 0
ⅩⅧ 症状,徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの 85 77 61 90.8% 71.5% -8 -24
ⅩⅨ 損傷,中毒及びその他の外因の影響 519 440 347 84.8% 66.8% -79 -172
骨折(再掲) 132 132 113 100.2% 85.9% 0 -19
ⅩⅩⅠ 健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用 884 784 628 88.7% 71.1% -100 -256

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

 

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。


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